狂言やんや座

附子　那須　禰宜山伏

あぢむらの

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【附子】(ぶす)

太郎冠者：川野誠一
　　主人：善竹富太郎
次郎冠者：大蔵教義

出掛けることになった主人は、太郎冠者と次郎冠者に「この桶には附子という猛毒が入っていて、その風に当たっただけでも死んでしまう大変な毒だから気をつけて番をしろ。」と言い含め出掛けます。太郎冠者、次郎冠者は恐る恐る見張りながらも、段々中身が気になってきますが・・・！？

【那須】(なす)

語り：野島伸仁

平家物語『扇の的』の話。平家方の舟に扇を掲げて「この扇の的を射よ。」という挑発に、那須与一が見事射る場面を、語り手、義経、後藤兵衛実基、那須与一の一人四役を演じ分ける狂言語り。

【禰宜山伏】(ねぎやまぶし)

山伏：善竹大二郎
禰宜：川野誠一
茶屋：野島伸仁
大黒：島田康之

伊勢の禰宜が、旅の途中馴染みの茶室で休んでいると、羽黒山の山伏が入って来ました。山伏は威張り散らし、禰宜に難癖を付けて、挙げ句の果てには、自分の肩箱を禰宜に押し付けて宿へ持って行けと家来同然に扱う始末。仲裁に入った茶屋の主人は、主人の所有する大黒天に、禰宜、山伏が祈り比べる祈祷勝負をしたらどうかと提案しますが・・・。